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GA不要!QRコードで簡単に印刷物の効果測定をする方法(クルクルマネージャー編 )

2022年11月16日 (最終更新 2024年12月13日)

GA不要!印刷物のQRコード効果測定を超簡単にする方法

目次

以前別の記事で、GA4こと Google アナリティクスを使い、印刷物の QRコードの効果測定をする方法を紹介しました。

QRコードからアクセス解析。印刷物の効果測定をする方法を徹底解説(GA4編)

しかし、Googleアナリティクスはサイトへのインストールや設定が前提となり、少しハードルが高いサービスです。
そこで、Google アナリティクス代替手法として、別サービスであるクルクルManagerを使った、より手軽に効果測定ができる方法を紹介します。

こちらの方法を使えば、どの印刷物(またはメディア)から経由されたアクセスなのかが一目でわかるため、チラシ等の印刷物からWeb流入への効果測定として活用が可能です。

こちらの記事では具体的な手順を紹介します。

パラメーター付きQRコードの準備

Campaign URL Builder を使う

UAと同じく、印刷物ごとにQRコードを別に作る必要があります。ただし、クルクルManager内にはパラメーター付きURLをQRコード化するサービスは無いので、UAの記事と同じく、キャンペーンURLビルダーを使います。

内容は「効果測定記事 UA編」から「1.パラメーターを設定したURLを作成する」を参照して下さい。

クルクルManagerの設定

作成したURLをコピペしてQRコードを作成する

クルクルManager https://m.qrqrq.com/ にアクセス

作成したパラメーター付きURLをペーストします。
ここでは https://www.takayama-dp.com/variableprint/?utm_source=QR&utm_medium=saleDM&utm_campaign=200731

アクセス解析スイッチをON(緑)にします。またアクセス解析方法はリダイレクトにします。

作成ボタンを押すと、下図のようにQRコードが作成されます。
印刷物を専門業者に外部委託する場合は、サイズオプションから設定したうえでQRコードをEPS形式でダウンロードすることをおすすめします。

クルクルManagerでのQRコード作成手順について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。

サイズ・余白は大丈夫?QRコード印刷で失敗しないためのコツを伝授

QRコードを読み取りテストして、アクセスを確認する

QRコードを実際にスマホ等で読取テストをします。下右画像のように、アクセスされたらカウントされることを確認します。

クルクル アクセスなし

ログインについて

こちらのサービスはログインしなくても使用できますが、ブラウザのcookieが消えると情報が消えてしまうので、アカウント登録・ログインしてからの使用をおすすめします。

ログインすることで、下図のようにQRコード一覧からアクセスを確認できるので、チラシ経由・DM経由・ショップカード経由・駅前ポスター経由など、複数のQRコードからのアクセスを一覧で確認することが出来ます

それぞれのQRコードにはタイトルも付与できるので、複数設定した場合もすぐに分かります。

まとめ

クルクルManagerを使えば、URLを準備するだけで簡単に経由印刷物ごとのアクセス解析を行うことが出来ます。Googleアナリティクス(UA)のようにコンバージョンまでは計測出来ないですが、どの印刷物が効果的だったのかを計測するには十分な機能であると言えます。

チラシなどからWEB流入への効果測定がしたいけど、どのようにやってみたらよいのかお悩みの場合は、こちらの記事を参考に、配布や掲示する印刷物の種類分のQRコードを作って差替えるだけで出来るので、ここから始めてみるのはどうでしょうか?

また、店舗IDによって印刷物のQRコードを差替えたいといった場合は、店舗数によってはバリアブル印刷が活用できます。その場合はぜひ当社へご相談下さい。

aida_tetsuya

この記事を書いた人

間(あいだ) / 高山印刷(株)東京営業所長

1999年入社時は当時里なMacに触れたくてDTPを担当し、2005年からは東京営業所長。 バリアブル印刷には初代オンデマンド印刷機導入時より20年近く携わっており、専門分野としてあれこれ知識を貯めてお客様に還元しています。